2010年9月アーカイブ

<依頼経緯>
2000年、「大阪市創業支援センターあきないえーど」に相談依頼をした時にたまたま電話対応いただいたのがきっかけです。電話での印象は、とに かく元気(勢い)があるなっ!という感じで、「私、担当します!」と快くお受けいただいた対応に、何だかワクワクしたのを覚えています。

その後、開業してからの数年間は無報酬で相談にのっていただき、随分お世話になってしまいました(笑)。今では創業からの歴史を全て知る貴重なアドバイザーです。
 

<社内変化>
外部の専門家に意見をいただくことで、スタッフの会社に対する信頼感が増してきたと思います。
 

<仕事ぶり>
本当に仕事に対して熱心な方です。私の偏見かも知れませんが、診断士の先生には、学問的に一般論で片付けられるような冷たいイメージがありました(って、どんな先入観もってたんでしょうね・・・)。
ところがそんなイメージを覆すべく上田先生は、小手先でのアドバイスではなく、しっかり入り込んで親身に、しかし客観的な意見をしてもらっています。
また、少しの情報からでも多くの事を理解されます。たぶん”現状把握能力”なるものがあるとすれば、「関西ではTOP3」に入るのではないかと思います!!
 

<上田先生と仕事する時のポイント>
事実を包み隠さず、またちょっとした些細な気付きであっても感じている事はしっかりと話すこと。そうすれば、彼女の”女性的嗅覚”が働いて、思いもよらない発見がある事間違いなし!

  1. 1年間の取り組みの感想。

     時の流れは早いもので、振り返ると毎月2回のセミナーに参加させていただき1年が経過いたしました。私は営業一筋20年になりますが、お恥ずかしい話、営業以外の事は何も知りませんでした。セミナーに参加させていただき視野が大きく広がりました。例えば、自分が相手に与える印象やコミュニケーションの取り方、外部・内部環境から見る営業戦略、更には会社経営のあり方まで幅広く教えていただいています。「実力がついて来たので、資金さえあれば会社経営も夢ではありません。(笑)」と言った様な感じです。

  2. 実際に社内で起こっている変化(起こりつつある変化)

    セミナーに参加した従業員は会社全体の半分は占めています。個々の責任感、会社全体の盛り上げムードが高まって来ている事が肌で感じるようになりました。例えば、基本である挨拶も満足ではなかった社員が、挨拶はもちろんのこと、仕事での提案発言もあり、前向きな姿勢が伺われとても嬉しく思います。私自身もやるべき事が明確になった事により、モチベーションが上がってきました。

  3. 自由意見

     上田先生のセミナーは先生からの話を聞くだけの一方通行ではなく、私達の意見を重視しながら進めていく参加型なので、とても楽しく時間があっという間に過ぎます。先生の大阪弁も更に親しみを感じます。成果としては、1つの事柄に対して色々な角度から物事を考えられるようになりました。今後とも宜しくお願いいたします。

  1. 1年間の取り組みの感想

    自分の立場だけで物事を判断するのではなく、多少ではあるが、同僚の立場・会社側の物の考えなど、客観的に物事を見ることが出来るようになったのではと思う。 講習の内容によっては「知っている」事もあったが、その「知っている」事を少しずつでも良いから継続的に「やっていく」ことが難しいけれど大事であることを学んだ。

  2. 実際に社内で起こっている変化(起こりつつある変化)

    総務課は工場と場所が異なっているので社内の変化を身近に感じることは出来ないが、総務の人間が工場へ行くことによって、「総務課」の存在を少しでも身近に感じてもらえれば嬉しい。

  3. 自由意見

    弊社では個人レベルで外部の講習を受講することは今までにもあったが、社内で数人が同じ時間を共有し同じ内容の講習を継続して受講する事は始めての取り組みであったように思う。この「同じ時間を共有して同じ内容の講習を受ける」ことで受講者同士のコミュニケーションが高まり、会社の変化の速度を速める事へ繋がっているのではないかと思う。私自身も、前述のように工場に出向くことにより名前しか知らなかった人とコミュニケーションをとる機会を与えて頂いたことを嬉しく思う。

1.上田先生に依頼しようと思った経緯

 上田先生にお願いしたのは、2006年4月に当社でスタートした「マナープロジェクト」という企画を、リードする講師として来ていただきたいというのが最初でした。どうして上田先生にお願いしたか?詳細に「なぜか」までは、忘れてしまったのですが(笑)、当時社外で接点のあったいろんな人に、こういうことをしたいんだけどと相談している中で、どなたかに「そういうことならピッタリの、元気のいい浪速の姐さんがいる」ということを聞き(失礼!)、紹介していただいたのがきっかけだったと思います。

当時やりたかったことというのが、その2年後(2008年)に控えていた当社の創立60周年に向けて、企業として次のステージにふさわしいマナーを身につけたいという想いでした。マナーというのは「行動」なので、しかるべきテキストを読むというだけでは、当然ながら浸透させることはできません。どうしたらよいかと考えている時に、上記経緯で上田先生と出会い、「それならぜひ社内プロジェクトとしてやりましょう!」という迫力に押され…もとい素直に熱い想いを感じ、9か月に及ぶプロジェクトが動き出したのです。

 

2.実際に社内で起こった変化

 そうしてスタートしたのが、「マナーアッププロジェクト」でした。変化といえば、当然かもしれませんが、当時この企画に取り組むことで、第一に確かに社内におけるマナーが向上しました。それは当時の報告書を見ていても明らかです。当時プロジェクトの終盤で行った顧客アンケート調査では、「電話応対」「来客応対」「訪問応対」について、「たいへん良い」「良い」という回答が全て、85%以上を占めるようになったのです。特に、社内で実感できるようになったのは、「電話を取る速さ」「声の大きさ」「挨拶の励行」でした。

 また、プロジェクトで進めたので、社内横断的なチームで一つの成果を作っていく時の、苦労や楽しさを社員が感じることができました。それによって、一体感を作るにはどのような手順で進めればよいか、またどのような方法で、プロジェクトメンバーから社員へ落として言ったらよいかなどを体験したので、現在も何か課題に直面した時に、組織横断的にメンバーが集まって、自発的にミーティングして課題を議論していくというスタイルが「当たり前」になりました。これも変化の一つだと思います。

 

3.上田先生の仕事ぶり

 上田先生はやはり浪速スタイルで、「よく笑い、よく喋り、よく巻き込む」これに尽きると思います。喜怒哀楽がありますし、真っ直ぐに経営者にもぶつかられます。その素直さと迫力が魅力であり、一方で先生なのにどこかこちらが支えなければ…と思わせてしまう雰囲気があり、そこがプロジェクトのメンバーに、先生を含めた一体感を醸成させるのでしょう。そうです、上田先生はやっぱり「講師」としてだけではもったいない。そこにいるメンバーとの「絡み」があって、いよいよその本領発揮と相成ります。

 当社は2006年の「マナープロジェクト」以降も、何度かお世話になっていますが、今でも「上田先生が」と言えば、社員の間に一瞬の緊張が走るのがわかります。それは例えば「マナー」を現地で確認する時の、営業所視察での細かい指摘や定量化していく手法。それらを報告書としてまとめ上げて行く時の、文章の推敲や締切りの徹底。そしてそれらを発表する時の、姿勢から声の大きさに至るまで、大らかで親しみやすい人なんだけど、やる時はやるよ!という「厳しさ」があることを、皆が既に反射神経で知っていることを物語っています。そして、そこが魅力だとみんな知っているのです。だからまた、次は一緒にどんなことやります?という話になってしまうのでしょうね。

 

4.上田先生と仕事をする時のポイント

 上田先生のエネルギーは、おいしい食べ物と、おいしいお酒と、楽しい会話なんじゃないですかね。先生は、それぞれの課題とか問題とか抱えながらも、前に向かっていこうぜという、生きのいい人間が大好き。ですから、こちらからもどんどん、ああしましょこうしましょ、というのが良いのでは。

 また、上田先生は「行動」が大好き。自身は講義なさいますが、「聴く」側だと多分、寝てしまうタイプだと思います。ですからドシドシ行動が伴う、アクティブなプロジェクトがお似合い。みんなで絡んで、喧々諤々大いに元気にやって、何か知らんけど元気になりましたわ~となれば、先生の最高の笑顔が見られます。きっとそれが、一緒に仕事をやったメンバーが、一番見たかったものだったということになってしまうのです。とにかく、上田先生との仕事は楽しくやりましょう。それこそがきっと、その時にそのプロジェクトに必要なこと、そのものだと思います!

プロ講師養成ゼミのいいところは、上田さんの指導のもといろんな業種や立場の受講生の方々の意見をもとにセミナープランを練り上げたり、自分自身の講師力を高めることができるということです。
これでよし!
自分ではそう思っていても他の人から見ると意外に不十分な点があるものです。
このゼミでは、時にはきびしくも前向きな意見を聞くことができますので今まで自己流でセミナーをやっていた私にとって、気付くことが多い場になりました。
セミナー講師の経験がある人にこそ、さらにレベルを上げるために受講をお勧めします。
もちろんこれから講師にチャレンジしようという人にとっても、セミナー企画のイロハ、講師の心構えやスキルなどを学べますので講師デビューに向けての強い味方になるはずです。

互いに切磋琢磨しあい、応援しあえるそれが、インストラクション研究会の場です。

自分が発表者の場合は、グサリとくる指摘の数々に、時に、落ち込みそうにもなります。
しかし、信頼できるメンバーの言葉ゆえに、それを素直に受け入れることができます。
自分で気づいていなかった欠点を修正できることは、大変ありがたいです。

また、他の方の発表を見て聴いて気づかされることも多いです。
アドバイスしながら、自分にもあてはまるな~と...

志の高いメンバーに啓発され学び・気づき・元気を分かちあえています。

インストラクター研究会の皆様と主宰いただいている上田先生に心から感謝しております。

私は講師ゼミに参加して人に言葉で伝えることを学ぶことはすごく大切なことだと感じました。私の場合基本的なコトがなっていなかったので練習に練習を重ねる機会を頂けてありがたい気持ちでした。

講座を受講して以来、いきなり講座の本題に入るのをやめて自分について、そしてこの講座で得られるポイントや目的をしっかりと伝えることでお客様の聞く体勢がすごく変化することを実感しました。

正直、批評されるのは打たれ弱いので、あまり得意分野ではありませんでした。
でも評価されないと、自分自身では全く気付かなかったことがあることに気がつきました。でも、毎回落ち込んだりもするのですが、いつも講座があっという間にすぎるぐらい楽しさもたくさんありました。
また、上田先生のお人柄や的確なアドバイスはこの講座の魅力の一つでした。

上田先生のようなベテラン講師の方でも、しっかりと何を話すかをまとめて、考えて、また練って・・・とされていた頃があったのことを知りかなり驚きました。
でも、逆に練習やしっかりとしたレジメを作って講座を開催することの大切さを学べました。ホントにためになる講座を受講させて頂きましてありがとうございました。

長かったようであっという間のプロ講師養成ゼミが終わった率直な感想は、「大満足!」です。

私は今まで場数だけはたくさんこなしてきていましたが、いかに自分が勢いだけで講師をしてきたか、痛感しました。
準備の大切さ、伝え方、表現方法、セミナーの構成等々、数え切れないほどの驚きと気付きをもらうことができ、回を追うごとに自分の成長を実感できました。

そして忘れてはいけないのは、色々な価値観を持った参加者からの意見をもらえることです。今まで自分では気付かなかった発見がカルチャーショックのごとく押し寄せてきます。
この感動をぜひ皆様にも味わっていただきたいです。

ゼミの受講生は、プロの講師としてキャリアのある方から、全く経験がない私のような者まで、職種も年齢も様々でした。ゼミでは、隔週のゼミに加え、課題の提出そして速攻で戻ってくる添削、それを受けて更に準備・・・と、高い意識のゼミ仲間と共に、ハードな季節を過ごしました。
この講座を受けると、 分かりやすく話すということは、具体的にどういうことか、 様々な人に説得力のある語りをする為には、どういうポイントを押さえていないといけないか、 私は、受講生から見て、どう見えているのか、どう改善すれば印象が変わるのか、etc. といったことを、目からうろこで学んでいけます。
これって、日常の仕事の場面においても大切なことですよね。
愛情あふれる上田先生のもと、理論と実践トレーニングを両輪に、最後まで面倒見良く ご指導いただきました。
上田先生、皆様、本当にありがとうございました。

創業塾には、多数の社長の卵がご参加されます。
大きな期待と不安を抱える参加者に対し、上田先生は「人と企業の元気を応援します」の経営理念の通り、いつも明るく、太陽のように道を示してくれています。
セミナー企画段階においては、年を追うごとに多様化する需要に対応すべく、長年の経験に基づいてプログラムをブラッシュアップし、また、幅広い人脈により新しい講師をご紹介頂き、本所の創業塾は毎年パワーアップしています。
お蔭様で、日本商工会議所によるCS調査では常に満足度上位の常連となっています。
上田先生、今後ともよろしくお願い申し上げます!!

経験知の場

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執筆に加えて仕事の幅を広げたい、と言ったのがきっかけで、メンバーさんが誘ってくれました。
おかげで今、社内教育研修を受注しています。
プロの講師として活躍している上田先生やメンバーの発言は、違った視点・洞察がつまっていてアタマの導線に火が点きます。
そして情報が飛び交う懇親会では、笑いと元気をもらえる。
参考書や読書では得られない、現場に居合わせて経験したかのように腑に落ちる。
そんな1粒で2度おいしい場、大事な時間です。

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