1. 参加のきっかけ
知的資産経営という言葉を知ったのは、中小企業家同友会の取材で上田先生がファシリテーターに入ってもらったことがきっかけでした。
そこで、聞いた話は中小企業にはなくてはならない、資産ではないかと強く感じました。
もっと多くの方に知ってもらいたいと思い、同友会の企画としてワークショップセミナーを開催して欲しいと上田先生に依頼しました。
企画は大成功で、経営計画書とは違って自社を見つめ直すいい機会になったと、みなさんとても満足されていました。
その後、上田先生主催でセミナーを開催するという話になって、もちろん即参加!を表明しました。
2. 具体的な成果・感想
経営理念は持っていました。しかし、自社の沿革・業務プロセス・価値ストーリーなど、もっと詳細で目に見えない自社だけの価値を引き出すのはとても大変でした。
たった8年なのですが、記憶とデータを元に書き出すのにとても時間がかかりました。ここまで書いてしまっていいのだろうか?過剰評価ではないかな。などと恥ずかしさもありました。
経営計画書は毎年作っていましたが、未来のみを書いているので過去を見直すことがありませんでした。
知的資産は自社の築き上げてきたものなので、出来上がった時は歩んできた証のようなものになり、経営計画書がバージョンアップしたみたいになり、とても嬉しい気持ちになりました。
この報告書を見返すことで、自社が何を一番大切にしているかが明確になるので、お客様との接客姿勢も変わりました。
誰にでも分かりやすく、自社のみの価値を書いた報告書は、今後採用にも活かせるものだと確信しています。
3. まとめ
知的資産経営報告書は、中小企業にはなくてはならないものです。
知っている人がどれだけいるのか分かりませんが、もっと広まっていくことを望んでいます。
それぞれの企業の強みが見えてくるとこんな企業と関わって仕事がしたい!など指標になります。